新千歳空港から Airasia搭乗記

新千歳空港からAirasiaに乗って成田へ行きました。
初のLCC。作法がどのくらい違うのか楽しみに乗りました。

新千歳空港へJRで向かうと通常は改札を抜けそのまま2階出発ロビーへのエスカレーターに乗ります。まずここが最初のチェックポイント。ここでは出発ロビーへのエスカレーターに乗らず通常でしたら到着の人達が来る一階左側の通路を進みます。これは手荷物の受付、チェックインカウンターが1階ANAの団体カウンター前にあるからです。


そして受付カウンターへ。私は先にWebチェックインをしていたので印刷しておいた搭乗券の用紙を渡しました。その場でチェックインするかたはカウンター前に自動チェックイン機が2台あるのでそちらで行うようです。


私は手荷物預かりもお願いしていたのでいつものように出すと、重量を量って手荷物預かりのシールを搭乗券に貼られた後「お客様ご自身で手荷物をANAの手荷物預かりカウンターへお持ちください」と言われました。
おー これは意外。この辺はANAと共同で運用しているようです。だからANA団体カウンターの前なんですね。
X線検査を受けてANAのカウンターへ出すと「お客様はAirasiaご利用ですね」と言われ、ただ受け取られて終わりました。あれ?いつもの手荷物受取の紙が渡されない。あくまで受付はAirasiaなのでANAとしては荷物を運ぶだけのようです。


ここまで終わると次は2階の出発ロビーへ。手荷物検査場の右横に小さなテーブルがありAirasiaのお姉さんがいます。私はそれを見ていたのですが出発ロビーの番号がわかっていたので寄らなくてもいいんだろうと思いそのまま手荷物検査場に入りました。すると検査場で「まだこれ手続き終わってませんからお待ちください」と言われ係員が先ほどのお姉さんのところに。赤い判を押して戻ってきました。これでようやく手続き完了のようです。


そして出発ロビーへ。普段私は使った記憶のない3番ゲートでした。



しばらくすると先ほど1階で受付をしていたお兄さんやお姉さんが出発ロビーへ来て準備を始めました。他の航空会社ではまさかの受付と搭乗案内が同じ人なんですね。受付が早い時間で締め切られる訳がわかりました。
Airasiaの真っ赤な服を着たお姉さんがやたら元気で笑いましたw
これも他の航空会社にはないなーと思いましたw


機内は予想していたより全然立派でした。他の航空会社に乗った時のほうが狭いなーと感じたくらい。


機内販売で購入したもの以外の飲食は禁じられているので必要であれば注文が必要です。


事前にAirasiaのHPより機内販売の予約ができるようです。



そろそろ着陸かなーと思って外の風景を見るといつもとなんか違う感じ。

あ、そうか成田なのか、と思いました。
横浜方面に活動拠点がある人にとっては成田に降りるというのは遠くてとても有り得ないと思う人もいるのではないかと思いましたが、私はだいたい上野・秋葉原方面で動いてるのでそれほど苦にはなりませんでした。


成田からの移動も初めてだったので少々迷いましたがスカイライナーに乗ってみることに。

乗車券1200円・スカイライナー券1200円で2400円もかかるのが羽田と違って痛いですね。時間がかかってもいいのならスカイアクセスで行けば1200円だけでいいようです。


せっかくなので旅するイエルーターと一緒にゆっくりしてみましたw



そんなこんなで東京旅行に。スカイツリーは昇れませんでしたがそれなりに楽しめました。



今回の旅の飛行機代は往復で10,658円。

予約の仕方がよくわからず余計な座席指定をしてしまったり、過剰な荷物預かりをお願いしてしまったので高くなりましたが、そこに気をつければもっと安くすることができました。それでも10,658円。これまでと比べると破格です。
LCCが航空会社ではなく「空飛ぶ路線バス」を目指すという意味がわかります。


但し今回はうまく行きましたがLCCならではの機材繰りの問題での欠航のリスクも考えて行動しないと痛い目にあうこともあるようです。その辺のリスクも考えた上でのLCC利用であれば私はとても有意義に使えるなーと思いました。


これまで北海道から東京に行くというのはやはり金銭的にも負担が大きかったのでLCCができたことにより近くに感じることはとてもありがたいです。
今後も有効に活用していきたいなと思いました。